≪ワインについて≫
何十年も有機栽培が続けられてきたクロ・デュ・シャトーの樹齢約50年の古樹を使用しつくられます。洋梨や紅りんご、オレンジピールにイーストやクリームのニュアンス。口当たりが良く程よい重みがあり、ショウガのタッチを帯びたスパイシーな余韻を残します。ブルゴーニュ・シャルドネに比べ一層芳ばしさと旨味の増すキュヴェです。
≪生産者について≫
古典的ワインの銘醸として名を馳せるドメーヌ・ド・モンティーユ。映画「モンドヴィーノ」で取り上げられたことでも有名です。さらに日本の函館でのワインづくりに乗り出すことを発表し世間を驚かせました。現当主エティエンヌ氏が主導権を握って以来、目を見張る勢いで成長しています。
パリで会計士として働いたのち、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就く傍ら実家のモンティーユを継承したエティエンヌ氏。栽培をビオロジックへと変換し、さらにピュリニー・モンラッシェ1級カイユレや特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを獲得しました。2005年にはデュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収しコート・ド・ニュイにも進出。同時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョがポートフォリオに加わっています。
そして2012年、もともとエティエンヌ氏が経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買収。特級モンラッシェとバタール・モンラッシェはフランソワ・ピノー所有のドメーヌ・デュージェニーに加わりましたが、その他のアペラシオンは2017年より全てドメーヌ・ド・モンティーユのものとなっています。ネゴシアンのメゾン・ド・モンティーユも立ち上げ、あまりの拡大により元々のヴォルネイの醸造施設では間に合わず、現在はムルソーのセラーでワイン造りをおこなっています。
伝統的な醸造を継承しつつもより完熟したブドウを使用し抽出や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、若いうちから楽しめるワインへと進化を遂げたモンティーユ。「いつ開くのかわからない」とさえ言われていたワインは、しなやかなタンニンを備え口当たり良く、かつ長期熟成にも耐えうるハイブリッドなスタイルへと発展しています。
オレンジの皮、洋ナシ、ピーチのアロマが続き、クリスピーで果実感のある味わい、洗練されたとミネラル感のある後味があります。
英字表記 | Bourgogne Le Closdu Chateau Domaine de Montille |
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生産者 | ドメーヌ・ド・モンティーユ |
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生産国 | フランス |
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地域1 | ブルゴーニュ |
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タイプ・味わい | 白/辛口 |
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葡萄品種 | シャルドネ |
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内容量(ml) | 750 |
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