≪ワインについて≫
R.パーカー96点、スワリングで空気を含ませることにより、ゆっくりと大ぶりのアロマがグラスから現れます。スミレ、スターアニス、フルーツケーキの優しい波紋とともに、ドライプラム、ブルーベリーパイ、モレロチェリーの濃密なアロマが開花。濃縮されたフルボディの味わい、リッチで熟した要素とピュアな明るさを兼ね備え、しっかりとしたビロードのようなタンニンによって支えられています。深く、とても印象的な味わいです。
≪生産者について≫
2022年時点においてサン・テミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセB(第一特別級B)に格付される12のシャトーのひとつであるトロロン・モンド。完璧に手入れされたブドウ畑と醸造のセンスの光る、右岸の中でも際立って洗練された存在感を放つシャトーです。
シャトーはサン・テミリオンの丘の上に位置し、約43haの畑を擁しています。土壌は水はけの良い石灰岩にチョークや火打石の混じる粘土質で構成されます。サン・テミリオンのの大半のシャトーよりも標高が高く冷涼で、羨望の的となるほどの理想的なテロワールを誇ります。メルローを中心に栽培され、少量の割合でカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランも植えられています。
以前はミシェル・ローラン氏のコンサルティングのもと、深い色合いと凝縮感のあるフルボディのスタイルで知られていましたが、2017年よりフランスの保険グループSOCRがオーナーとなり多くの改革を実施。ピション・バロンとコス・デストゥルネルを手掛けた経歴を持つアイメリック・ド・ジロンド氏を経営陣に、さらに新たなコンサルタントも迎え入れます。その後、隣接するクロ・ラバルドの6ha、ベリスル・モンドの4haを新たに追加。また、より早い段階の収穫に切り替え、トーストされていない樽を使用し新樽率を60%前後に抑えています。これにより、シルキーなテクスチャーの中に一層のフレッシュさとミネラリティを備えたフィネス溢れるスタイルに仕上がります。
18世紀後半にレイモン・テオドール・トロロン氏が既存のシャトーを拡大した際に設立されたトロロン・モンド。カリスマ的なオーナーの変遷を経て豊かに彩られた歴史の中で、シャトーの価値観と精神を尊重しつつ、より卓越したクオリティへと成長し続けています。
| 英字表記 | CHATEAU TROPLONG MONDOT |
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| 生産者 | シャトー トロロン モンド |
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| 生産国 | フランス |
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| 地域1 | ボルドー |
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| 地域2 | サンテミリオン |
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| タイプ・味わい | 赤/辛口 |
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| 葡萄品種 | メルロが、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネフラン |
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| 内容量(ml) | 750 |
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l赤l l単品l l辛口l l750mll lフランスl lボルドーl lサンテミリオンl l2018年l
