≪ワインについて≫
デキャンター96点、100%グランクリュのブドウを使用しドサージュは2g/Lと低く抑えています。レモンや白い花々の清く柔らかなアロマ。層が厚くリッチでありながら研ぎ澄まされた酸を備えています。仄かな苦味のあるレモンピールのフレーバーが蜂蜜やパイ生地を思わせる芳ばしい風味と合わさり、個性を与えています。グラスに注いで数分置くとすべての要素がより明るく感じられ表情豊かになります。鳥肌が立つほど焦点が正確に定まった傑作です。
≪生産者について≫
シャンパーニュ地方でいち早く有機栽培を取り入れ、自然派シャンパーニュの先駆けとして知られるルクレール・ブリアン。1872年に先代のルシアン・ルクレールがキュミエール村にメゾンを設立、約4haの畑からスタートしました。
1955年にベルトラン・ルクレールがジャクリーヌ・ブリアンとの婚姻をきっかけにネゴシアンを設立し拠点をエペルネに移動。以降60年代には有機栽培の導入、70年代には単一畑キュヴェの生産、80年代後半にはビオディナミ、2003年からはデメター認証と改革を続けます。後継者がおらず一時は殆どの畑が売却されましたが、ビオディナミ界の奇才エノロジスト、エルヴェ・ジェスタンが畑を買い戻し、現在もメゾンは引き継がれています。
メゾンの鍵を握るのはエペルネの中心部にあるラ・クロワゼットという小さな区画です。特別な手入れが施され、単一畑シリーズで最も傑出したキュヴェのひとつを生み出しています。設立当初から変わらぬ自然とテロワールに対する深い敬意があり、現在では全ブドウ畑がビオロジックとビオディナミの認証を受けています。さらにリリースされる全てのキュヴェがヴィーガン認証です。
ワイナリーはエルヴェ氏によりモダンなスタイルに再設計され、ステンレスタンクからアンフォラ、バリックなど細部まで拘った様々な形や素材の容器がずらりと並びます。醸造は圧搾からドサージュまで一貫してソフトで自然なスタイルです。最低9ヵ月の樽熟成を経て瓶詰めされ、地下35m、長さ1kmに及ぶセラーで長い年月を過ごします。ドサージュは殆ど行われません。
メゾンの救世主であるエルヴェ氏は現在もコンサルタントとして携わり、ビオディナミのエネルギー、光、生命力が注ぎ込まれたシャンパーニュの生産を支えています。ルクレール・ブリアンにしか表現できないどこまでもピュアで繊細、そしてガストロノミックなスタイルを生み出しています。
エペルネイのメゾン・ルクレール・ブリアンが所有するシャトー・ダヴィーズ。ブラン・ド・ブランには、コート・デ・ブラン地区のグランクリュ、アヴィーズで栽培されたシャルドネが使用されています。醸造は、長年に渡りビオディナミを研究し、デュヴァル・ルロワの醸造長を務めたことのあるエルヴェ・ジェスタンが担当しています。
外観：輝きのある、グリーンがかった深みのあるイエロー色。
香り：鼻を近づけるとすぐに魅力的な香りが立ち上り、ココナッツ、砂糖漬けのレモン、チョーク、ローストしたヘーゼルナッツ、ミルクキャラメル、バター、トーストしたパンのアロマが複雑に絡み合う。
味わい：口中を包み込みこむ芳醇な果実味をレモンを思わせる生き生きとした酸が支えている。チョーキーなミネラル感が塩気のある味わいをもたらし、長い余韻へと続く。
| 英字表記 | Leclerc Briant Blanc de Blancs Brut Zero 2012 chateau d'Avize |
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| 生産者 | ルクレール ブリアン |
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| 生産者業態 | NM |
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| 生産者地域 | コート デ ブラン |
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| 生産村 | アヴィーズ |
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| タイプ | ブリュット ゼロ |
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| 葡萄品種 | シャルドネ |
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| ドサージュ | 2g/L |
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| 熟成期間 | 108ヶ月 |
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| 内容量(ml) | 750 |
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