≪ワインについて≫
ロバート・パーカー点98+点、メドック1級の中でも最もドラマチックな仕上がりといわれる2019年のムートン。カシスやブラックベリー、スミレのアロマに、杉やシガー、甘草、土、スパイスが混じりグラスから舞い上がります。アタックからすでに多次元的で、深みがあり力強く、太陽の恵みを感じさせる驚くべき凝縮感と高密度な味わいに圧倒されます。すべての要素が長く共鳴する余韻で締めくくられます。ワインのもつポテンシャルをすべて発揮するには十分な年月の瓶熟成が必要です。
≪生産者について≫
ゴージャスさと親近感が備わる第1級の堂々たる風格を放つシャトー。1855年のメドックの格付史上唯一、第1級に昇格したことはあまりにも有名です。今や5大シャトーの中でも特に豪華で圧倒的存在感を放っています。
ポイヤックに所有する84haの畑は土壌の質のみならず、斜面の向き、日照量においても比類ない条件に恵まれています。生産工程ではブドウ一粒からワインのボトルに至るまで細やかな配慮を欠かさず、伝統への敬意を払いつつ近代的な技術との融合を図っています。手作業での収穫、収穫時にはカジェットとよばれる小さなカゴを使用、振動式選果台での選果、一部透明板の入ったオークの発酵樽での発酵、新樽での熟成、挙げればきりのないほど細部にまで徹底管理された妥協のなさから、偉大なワインが生まれています。
1855年の格付けでまさかの1級を逃したムートン。当時のオーナーであったナタニエル男爵は「1級になれずとも2級には甘んじない。ムートンはムートンである」と言い残し、1級獲得に奮起します。そして118年後の1973年ヴィンテージでついに1級へと昇格。ラベルには「1級になった、かつては2級であった、だがムートンは昔も今も変わらず」と記されています。
以降ふたりの別格の人物、フィリップ・ド・ロスチャイルドと娘のフィリピーヌが長らく陣頭指揮をとっていましたが、現在ではフィリピーヌの3人の子供が継いでいます。祖父と母から受け継いだ類稀な作品のもと結束し、1級シャトーの永続に力を注いでいます。ムートンは日々進化すれど“ムートンは変わらず”!
英字表記 | CH.MOUTON ROTHSCHILD |
---|
生産者 | シャトー ムートン ロートシルト |
---|
生産国 | フランス |
---|
地域1 | ボルドー |
---|
地域2 | ポイヤック |
---|
タイプ・味わい | 赤/辛口 |
---|
葡萄品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン90%、メルロー9%、プティ・ヴェルド1% |
---|
内容量(ml) | 750ml |
---|
※画像はイメージです。ラベル変更などによりデザインが変更されている可能性がございます。また画像のヴィンテージと異なる場合がございますのでヴィンテージについては商品名をご確認ください。商品名にヴィンテージ記載の無い場合、最新ヴィンテージまたはノンヴィンテージでのお届けとなります。
※径が太いボトルや箱付の商品など商品によって同梱可能本数が異なります。自動計算される送料と異なる場合がございますので、弊社からの受注確認メールを必ずご確認お願いします。(マグナム以上の商品は原則同梱不可)
※実店舗と在庫を共有しているため、在庫があがっていても完売のためご用意できない場合がございます。 予めご了承くださいませ。