≪ワインについて≫
ロバート・パーカー100点満点、ワイン愛好家ならば1本は所有すべき、並外れたクオリティの2019年。砕いたブラックベリーや温もりを帯びたカシス、プラムジャムの鮮烈な香りに始まり、アイリス、バラ、スミレ、スターアニス、土やコケ、樹皮、黒トリュフ、砕いた岩石など、エキゾチックで複雑なアロマがいっぱいに広がります。味わいはエネルギーとフレッシュさに満ち溢れ、かつ官能的で、熟したタンニンが繊細で芳醇な風味を支え、非の打ち所のない仕上がり。無限に続くほどの長い余韻には、豊かなミネラルによる塩味が優雅さをもたらしています。
≪生産者について≫
“ボルドーで最も女性的なワイン”と称され、上品でエレガントなワインとして有名な5大シャトーのひとつ。パリ万博での格付けでは第1級を獲得するのみならず、同時に行われたテイスティングでは唯一満点の評価を受け、ボルドーの頂点へ登りつめました。
16世紀に既に名を馳せ始めたマルゴー。当時から他とは別格の品質を誇り、17世紀にロンドンで行われたオークションでもすべて高値で完売しています。アメリカの第3代トーマス・ジェファーソン大統領も「マルゴー以上に素晴らしいワインは存在しない」とコメントを残し、また、ヴェルサイユ宮殿でもマルゴーはラフィットと人気を二分する存在だったとされています。
70年代に不遇の時代が訪れ名声は急落するも、77年にメンツェロプロス家が破格の値段でシャトーを購入。以来シャトーは立て直しをはかり、今ではわずか80名弱のチームで100億円を稼ぎ出すシャトーに成長しました。
現在のシャトー・マルゴーはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高め、新樽比率100％で熟成するスタイル。収穫における選果は非常に厳しく、ファースト・ラベルになりうるブドウは全体の約35％のみです。上質なブドウと最大限に尽くされた醸造技術により、究極のエレガンスが生み出されています。ワインの女王にたとえられるボルドーのなかで“ワインの王女”の地位を確立しています。
| 英字表記 | CH.MARGAUX |
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| 生産者 | シャトー マルゴー |
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| 生産国 | フランス |
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| 地域1 | ボルドー |
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| 地域2 | マルゴー |
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| タイプ・味わい | 赤/辛口 |
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| 葡萄品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン90％、メルロー7%、カベルネ・フラン2%、プティ・ヴェルド1% |
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| 内容量(ml) | 750ml |
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