≪ワインについて≫
ジェームス・サックリング96点、高密度な果実味とシームレスなタッチにより一回り進化したような2019年。デメター認証のビオディナミ栽培のブドウを使用し、SO2の添加量も限りなく抑えています。スミレや明るい印象のベリー、チョコレートなどのアロマをスモークのヒントが縁取りエッジを効かせています。しなやかなアタック、溶け込んだ緻密なタンニンが果実味を引き立て、ピュアさとエネルギッシュな強さを感じさせます。
≪生産者について≫
マルゴー拠点、栽培面積はわずか18haとメドック格付の中でも最も小さなシャトーのひとつであるフェリエール。ボルドーのワイン商であったガブリエル・フェリエール氏によって設立され、シャトー名の由来にもなっています。1914年まではフェリエール家が所有していましたが、その後幾度となく所有者が代わり安定しない時期が続き、20世紀半ばの数十年は醸造をすべてシャトー・ラスコンブで行っていました。1988年、ポイヤックのオー・バージュ・リベラルをはじめ複数のシャトーを所有するヴィラール家が取得し、近代的な醸造設備へと大改修。ワインづくりの指揮を執るのは敏腕オーナーとして名高いクレラ・ヴィラエール女史、さらにジャック・ポワスノ氏をコンサルタントに迎え、2013年以降から着実に評価を上げています。
畑は石灰岩の泥灰土の上にガロンヌ川からの砂利が深く堆積した土壌で構成されます。大部分にカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられ、一部にメルロー、少量のカベルネ・フランとプティ・ヴェルドも栽培しています。畑全体の1/3を樹齢70年の古樹が占めているのも特徴です。さらにオーガニック農法とビオディナミ農法の認証も取得し、土壌の特性と健全な古樹ブドウから肉付きが良くパワフルながら洗練されたマルゴースタイルを生み出しています。
手入れの行き届いた小さくも美しい畑と恵まれたテロワールも相まって、シャトー・フェリエールは年々その価値を高めています。生産量が少ないため市場へあまり出回らず、日本国内での流通も少ない希少なシャトーです。
甘い野生のベリー、スミレ、ダークチョコレート、ローム質の土壌の印象的な香り。ベルベットのような濃縮されたワインで、豊かでドラマチックな果実の核、生き生きとした酸、そして長く共鳴する余韻が特徴です。ビオディナミ農法で栽培された粘土が豊富な砂利から作られたこの18ヘクタールの敷地には、通常、古いブドウの割合が高く、ブドウ畑の3分の1が樹齢70年を超えています。パーカーポイント94+点
英字表記 | CH. FERRIERE |
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生産者 | シャトー フェリエール |
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生産国 | フランス |
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地域1 | ボルドー |
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地域2 | マルゴー |
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タイプ・味わい | 赤/辛口 |
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葡萄品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー25%、プティ・ヴェルド5% |
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内容量(ml) | 750ml |
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