≪ワインについて≫
ベースワインにムニエの赤ワインを10%ほどブレンドしつくられるロゼ・ド・アッサンブラージュ。赤系ベリーに白桃、ローズペタル、オレンジオイル、ムスクの香り高いアロマが立ち上ります。アタックは肉付きが良く、深みのある果実味にキュッと引き締まった酸を感じられます。豊かさと凛々しさを兼ね備え、長期熟成に耐えうる素晴らしい出来栄えです。
≪生産者について≫
ジャック・セロスでの研鑽経験をもつジェローム・プレヴォー氏による小さなメゾン、ラ・クロズリー。しばしばプレヴォー氏の名前で流通し、ムニエ主体のキュヴェでカルト的な人気を得ています。設立はプレヴォー氏がモンターニュ・ド・ランスの北部グー村にある2haを相続した後の1998年。当時ブドウの樹齢は20年ほどで、ネゴシアンにブドウを販売するのみでしたが、友人のアンセルム・セロス氏の教えを受けワインづくりをスタートします。
グー村にある2.2haの畑は石灰質の砂と粘土の混ざるミルフィーユのような土壌で構成され、古樹のムニエを中心に栽培しています。収穫はぎりぎりまで遅らせミネラル分を豊富に蓄えます。畑は手作業で耕され、除草剤や殺虫剤は不使用ですがベト病に対しては硫黄と銅を適宜使用し、あくまでブドウの完璧な成熟に焦点を当てています。
プレヴォー氏は当初醸造設備を持たず、2001年まではセロスのセラーの片隅でワインを造っていました。現在はモダンでミニマルな自宅兼ワイナリーにて醸造を行っています。
発酵には土着酵母を用い、225-600Lの様々な大きさの新樽と古樽を使用。セロス同様、木樽熟成においてワインを樽いっぱいに満たさないため、しばしば酵母の軽い膜ができ、ワインに微妙な生物学的熟成のキャラクターを与えます。ドサージュは最小限に抑え、瓶内熟成期間は14-17ヵ月とかなり短め。しかしプレヴォー氏は「最も興味深い発展はデゴルジュマン後の熟成を”終えた”スパークリングワインに“始まる”」と考えます。彼は味わいが開くまでに6年程の歳月が必要だと言います。
ジャック・セロスの愛弟子としてビオシャンパーニュのスターメゾンの一つとして評価を得るジェローム プレヴォー、近年はさらに入手困難になった超レアシャンパーニュ。わずか2.2haの畑から造られるブドウはピノ ムニエのみ、除草剤や化学肥料を使用せずに自然の力のみで栽培されています。熟成させる事で、深みや味わいがより洗練されていく素晴らしいシャンパーニュ。
英字表記 | Jerome Prevost La Closerie Fac Simile Extra Brut Rose |
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生産者 | ジェローム プレヴォー |
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生産者業態 | RM |
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生産者地域 | モンターニュ ド ランス |
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生産村 | グー |
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タイプ | エクストラブリュット |
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葡萄品種 | ピノ ムニエ100% |
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ドサージュ | 2~3g/l |
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内容量(ml) | 750ml |
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