≪ワインについて≫
ロバート・パーカー92-94点、非常に魅惑的なアロマが印象に残る2020年。砕いた岩や白トリュフ、土のニュアンスで幕を開け、桃のタルトやオレンジピール、洋梨のコンポートへと続き、レモングラスやライムのヒントが後を追いかけます。絶妙な肉厚さにサテンのようなテクスチャー、張りのある骨格に縁取られ、ミネラルがスパークするような長い余韻を残します。
≪生産者について≫
ソーテルヌ格付第1級、ソーテルヌの中でも有機栽培の認証をもつ数少ないシャトーのひとつです。17世紀にピエール・ギロー氏がシャトーを購入し本格的なワイン造りをスタートしました。1980年代に自動車メーカー・プジョーのロベール・プジョー氏、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのオリヴィエ・ベルナール氏、カノン・ラ・ガブリエールのステファン・フォン・ナイペルグ氏、グザヴィエ・プランティ氏の4人に所有権が渡ったのを機に質的な発展を遂げます。
シャトーの畑は約100haあり、シャトー・ディケムと隣接しています。土壌は砂利質と粘土質で構成され、その保湿性により貴腐菌が広がりやすい良質な生育環境です。
90年代に当時の支配人であったグザヴィエ氏が化学合成製品の使用を一切禁止しました。そして2011年、ソーテルヌ格付第1級シャトーとして初めてAB認証(アグリカルチャー・ビオロジック)を取得。自然の成り行きに任せ、ブドウ樹がその可能性を最大限に発揮できる環境を整えています。その一環としてブドウ樹の“自然治癒”を促すハーブを畑に植えるなど、独創的なアプローチが行われています。
醸造においては貴腐菌の影響を受けたブドウのみを手摘みで慎重に収穫し、新樽で区画ごとに発酵。最適な糖度のレベルに達した後、最低24ヵ月間樽熟成させます。グランヴァンの他に若木のブドウを使用したセカンドワインのプティ・ギロー、辛口のル・ジェ・ド・シャトー・ギローも手掛けています。
2022ヴィンテージからはシャトー・ディケムで28年間セラーマスターを務めたサンドリーヌ・ガスベイ氏が指揮を執るようになりました。品質向上を加速させるギローにプロのテイスターやメディアなど各方面から注目が高まっています。
ソーテルヌ格付1級シャトー。1級シャトーの中でもいち早く有機農業認証を取得し、誠実なブドウ栽培とオーガニックワインを生み出し続けている。
淡いレモンゴールド色。桃のタルト、砂糖漬けされたマンダリンの皮やレモングラスの香りが漂います。味わいは豊かでしっかりとした骨格とサテンのようなテクスチャーによって縁取られ、たっぷりのミネラルの余韻が長く残ります。上品で印象的なワインです。
英字表記 | Chateau Guiraud |
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生産者 | シャトー・ギロー |
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生産国 | フランス |
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地域1 | ボルドー |
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地域2 | ソーテルヌ |
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タイプ・味わい | 白/甘口 |
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葡萄品種 | セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン |
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内容量(ml) | 750ml |
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