≪ワインについて≫
早い段階から味わいを堪能できるよう、セカンドワインのために特別に厳選されたロットから造られます。熟した赤系ベリーにミントのヒント、空気接触により立ち上るブラックチェリーやバラ、スパイスやバニラのアロマ。アタックは親しみやすく繊細な輪郭が全体を支え、持続性のある味わいです。
≪生産者について≫
メドック格付第5級、オー・メドック地区に拠点を置くシャトー・ド・カマンサック。数十年にわたり無名に近い存在でしたが、60年代にリオハ拠点のマルケス・デ・カセレのオーナー、フェルネール家が買収したことを機にドラスティックな改革が行われ、今日では品質向上の目覚ましい注目すべきワインとして広く認められています。
畑は約75h、鉄道線路を境に主要区画と“ラグランジュ区画”に分かれ、ラグランジュ区画は文字通りサンジュリアンのシャトー・ラグランジュに隣接しています。土壌は所々に砂質を含む砂利質で構成され、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが約60:40の割合で栽培されています。
収穫はすべて手作業、発酵にはコンクリートタンクとステンレスタンクを用います。ブレンド後、グランヴァンはフレンチオークのバリックで17-20ヵ月熟成、新樽率は約40%と控えめです。以前はかなり樽香が強く抽出されたスタイルに傾倒していましたが、新たにエリック・ボワスノ氏が醸造コンサルタントに就任し、エレガントでクラシカルなアプローチを実施しています。ボルドーの伝統に則り、セカンドワインとしてラ・クロズリー・ド・カマンサックも造られています。
2005年にはグリュオー・ラローズやシャス・スプリーンを所有するボルドーの有名なネゴシアン、メルロー家がカマンサックを買収しました。その後“ルネッサンス”=再生活動が行われ、不適所と思われるメルローを高品質クローンのカベルネへと大胆に移行。その甲斐もあってか近年はヴィンテージのコンディションにほとんど左右されることなく年々クオリティが高まっています。
グリュオ・ラローズ、オー・バージュ・リベラル、フェリエール、シャス=スプリーン、そしてシトランというボルドー・メドック地区に錚々たるワイナリーを複数所有する一族、メルロ家が2005年に取得後、世界的な評価を上げているシャトー。2021年にHVE認証レベル3を取得。
濃くて澄んだ赤で、非常に強烈な香りのブーケとスパイシーなノートを持つ黒系果実の美しいアロマ。口に含むと、下草のニュアンスと甘いスパイスの香りが感じられます。アタックには際どいシルキーなタンニンを伴い、余韻にはペパーミントとクローブのフレーバーと驚くべきフィネスが感じられます。
英字表記 | LA CLOSERIE DE CAMENSAC |
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生産者 | シャトー・ド・カマンサック |
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生産国 | フランス |
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地域1 | ボルドー |
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地域2 | オー・メドック |
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タイプ・味わい | 赤/辛口 |
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葡萄品種 | メルロー87% カベルネ・ソーヴィニョン13% |
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内容量(ml) | 750ml |
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