≪ワインについて≫
ヴォーヌ・ロマネの西側、斜面上方に所有するシャルドネの畑。白い花やナッツ、洋梨や蜂蜜の甘やかなアロマが漂い、口中には果実味たっぷりのまろやかで豊満な味わいが広がります。オーク樽由来のスパイスのヒントも現れ、フレッシュで美しい酸とともに印象的な余韻へと導きます。
≪生産者について≫
ヴォーヌ・ロマネ拠点、名門グロ家の血を引くドメーヌのひとつです。グロ家は1830年から6世代に渡りこの地方で確固たる名声を獲得してきました。1963年に4代目ルイ・グロ氏が引退しドメーヌを2つに分割。「グロ・ペール・エ・フィス」をジャン氏とフランソワ氏が継承し、「グロ・フレール・エ・スール」をギュスターヴ氏とコレット氏が継承しました。そして1973年に前者が「ジャン・グロ」と「フランソワ・グロ」に再び分割されます。銘醸家として名高いジャン氏の次男ベルナール氏は、後継者のいない叔父母のドメーヌであるグロ・フレール・エ・スールを1980年より継承。その後もジャン氏の引退によりドメーヌがさらに分割され、現在は同血筋のドメーヌとしてグロ・フレール・エ・スール、ミシェル・グロ、アンヌ・フランソワーズ・グロ、アンヌ・グロがあります。
グロ・フレール・エ・スールの所有する20haの畑にはリシュブール、エシェゾー、グラン・エシェゾー、クロ・ド・ヴージョの華々しい4つの特級畑が含まれます。ベルナール氏はドメーヌを継承後、より肉厚で豊かな風味のワインづくりにフォーカスし独自のスタイルを確立。品質の満たない苗木を抜き取り、上質なクローンへ植え替えました。さらにヴォーヌ・ロマネの上方に位置するオート・コート・ド・ニュイに12haの区画を拡大。ただし依然として各畑の収量は厳しく制限され、グリーンハーヴェストによって果実の凝縮感が保たれます。
醸造は古典的なスタイルで行われます。ヴァッティングは短く、発酵前のマセラシオンは行いません。新樽を効かせたパワフルなスタイルで知られ、特級は主に100%、1級は50%以上の新樽が用いられます。濾過は行わず、風味を最大限に保ちます。近年息子のヴァンサン氏が加わってからはヴィンテージによりSO2無添加のキュヴェを生産。樽の焼き加減も以前より控えめになりました。新樽率は変わらず高いものの、よりブドウ本来のピュアな果実味に焦点を当て、鮮烈で生き生きとした力強さを放っています。
情熱的な音楽家でもあるベルナール氏とヴァンサン氏。ヴォーヌ・ロマネの金庫にはスタインウェイの素晴らしいピアノがあり、音楽とワインの相互補完性を確信しています。ドメーヌの最上レンジはボディがあり味わうには時間を要しますが、ピアノの旋律のように、ひとたび調和が達成されればグラスの中で真のメロディが鳴り響き、素晴らしい感動をもたらします。
1830年に設立されたヴォーヌ ロマネの名門グロ家の血を引くドメーヌの一つ。後継者のいなかった叔父叔母が所有していたグロ フェール エ スールを1980年よりジャン グロ氏の次男ベルナール氏が運営し、2016年からベルナール氏の息子ヴァンサン氏が運営しています。現在2.6haにのぼるグラン クリュを含む20haを超える畑を所有しています。
ヴォーヌ ロマネとニュイ サン ジョルジュより更に斜面上方に位置する畑のブドウを使用しています。瑞々しい果実味に優しい酸味が調和した柔らかな風味が際立ちます。
英字表記 | Hautes Cotes de Nuits Blanc Gros Frere et Soeur |
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生産者 | グロ フレール エ スール |
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生産国 | フランス |
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地域1 | ブルゴーニュ |
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地域2 | オート コート ド ニュイ |
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タイプ・味わい | 白/辛口 |
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葡萄品種 | シャルドネ |
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内容量(ml) | 750 |
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